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DVMsから開業した先生のインタビュー

DVMsでの夜間診療の経験があって、今がある

DVMsの立ち上げ当初から2年ほど働いていました。当時、夜間診療を専門とする病院は数少なかったので、飼い主さんからすれば、深夜に灯りをつけてせかせかと働いている、そういう場所があるだけでも心強い場所となっていたようです。

発足当時はとにかく決めなければならないことが多く、無理をしたり過剰な部分があったり、現在と違って仕組みができていなかったため、混沌としていました。夜間診療のみを行う病院の前例がないので、自分たち自身で0から作っていかなければいけない中、「やってみなければわからない」という部分が大半を占めていた。そのため、野戦病院的な雰囲気で、大変な事もありましたが、非常に楽しかったです。

夜間診療はシビアな局面が多いのが正直なところです。動物の生死に直面する場面も非常に多いですし、初対面の飼い主さんに余命を宣告しなければいけないこともあれば、治療に対してすぐに決断を下さなければならないこともあります。

しかし、助けられないかもしれないと思った症状でも、手術をしたら回復した事例もありましたし、初対面にも関わらず「先生に診てもらって良かったよ、ありがとう」と言われたことや、丁寧なお礼の手紙をいただいたこともありました。短時間の診察でも、このような人間関係を築けたことは思い出に残っています。

ここでは経験値があがったこともそうですが、決断して実行する「度胸」が鍛えられました。臨床の幅が急激に、そして驚くほど広がるので、将来開業を目指す人はもちろん、勤務医として働こうという人にも多いに役立つことばかりです。

獣医師としての幅が広がるのが最大の魅力

役員会では治療方法や症状の報告をする機会があるのですが、役員が15人いれば15通りの意見を聞けるので大変な価値がありました。
獣医師は一つの病院で実績を積むのが一般的ですが、DVMsでは様々な院長との接点があるため、幅広いアプローチに触れられる刺激的な現場です。
この経験が私の獣医師としての幅を一気に広げてくれました。治療といっても正攻法もあればその他のアプローチもある、幾通りもの方法を知れたことは自分の財産となっています。

またDVMsには、教育にも投資を惜しまない風土があります。私は内視鏡の実地セミナーに参加させてもらいました。現在開業している動物病院には内視鏡はありませんが、検査が必要な場合はDVMsへ出向き、自ら診断をしています。

生きるか死ぬかという「やるしかない状況」では、マニュアル通りにはいかないことが山ほどあります。どんな小さなミスでも、体制や設備、それとも獣医師が悪いのか、原因を特定して問題点を洗い出し、必ず解決する。現在のDVMsはこうした小さなことを積み重ねた賜物と言っていいかもしれません。

先生同士の横のつながりが出来た事もDVMsで働いた魅力の一つ

休日は家で子どもと遊んでいることが多いです。多趣味な方が多いので、周囲の先生と比べたらおとなしくしている方ですね。またつながりのある先生たちとお酒を飲んだりカラオケへ行ったりすることもあります。
仕事だけではなく、日頃からこうした交流が持てることも嬉しいですね。DVMsを通してたくさんの獣医師の先生と出会え、横のつながりが築けたことは良かったです。
それを活かして、新しい機材や薬剤のなどの情報交換を頻繁に行っています。公私ともにお世話になっているこのつながりは、何にも変えがたい財産です。

環境が人を育てる

DVMsで幅のある診療に触れることができ、自分に足りないことを痛烈に感じることができました。私は開業の道を選びましたが、ここで得た知識と経験の全てが開業に役立っています。
新卒で入った病院で臨床の基本を学び、DVMsで幅広い診療方法に触れることで培った技術と知識、度胸が今の私を支えています。それほどまでに臨床の基盤となりました。

ハードな職場ですが、覚悟を決めればベテランの先生方は快く受け止めてくれます。
教えを請うという気持ちがあれば、これほどまでに知識の坩堝のような環境はありません。学会発表の応援から福利厚生などまで、バックアップ体制も整っています。なによりも「覚悟と責任感をもって決断をする」という経験が積める場所は他にはありません。
開業、勤務医、専門医と、どの道へ進むにしても経験しておいて損はない環境だと思います。

葉山動物病院

  • 葉山動物病院
  • 住所:横浜市磯子区岡村6-17-20
  • 電話:045-752-0088
  • HP:http://hayama-ac.jp/

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